POLYCLEF

音楽・聴覚表現を行うKim Smith、写真・視覚表現を行う鶴本哲太の2名で活動。2人の表現活動は異なるが、それぞれの表現の根源にある「みんな生まれながらに 持っていたが忘れてしまうもの」が合致しファッションを表現媒体として2021 年 から開始。POLYCLEF (ポリクレフ)」とはアンソニー・バージェスの小説 「時計 じかけのオレンジ」の中で使用されている人工言語である「Nadsat (ナッドサッ ト)」を使用している。POLYCLEF は「合鍵」と言う意味を示し、作中では登場人 物 が 使 用 す る nadsatに対して「subliminalpenetration( サブリミナルペネトレーション)」と退けられる側面もあり、語の意味は無意識のレベルで影響を及ぼすメッ セージを指し、衣服をメディアとして合鍵となるメッセージを発言する。 Micro Rhythm Project 2024. は、既存の生地のプリント部分を解体し記号要素が曖昧になった素材同士のセッションプロジェクト。予定不調和に結合を迫られる素材による即皿のセッションは分裂し解放された要素を半強制的に自由に統合されたクリーチャーを産み出す。