まるでバッグを肩がけしているかのように見えるハーフジップニットプルオーバー。写真のような精密さで刺繍を施す技術により、立体的な錯覚を生み出しています。チェーンやバッグのフォルムに手を伸ばせば、本当に身につけているかのような感覚が生まれる、視覚と身体感覚を揺らす一着です。
本来、荷物を入れるはずのバッグが、ここでは存在しない。あるように見えて、触れられない。空気のようにそこにある形式やルールを問い直す一着です。見え方と実体のあいだに、静かな余白を残します。
No. 83 / 165
<MATERIAL>COMPOSITIONWOOL 45%COTTON 44%POLYAMIDE 11%